生活動線はシンプルにすること

暮らしやすい注文住宅を建てるためには、あらかじめ間取りについてしっかりと考えておく必要があります。間取りを考えるうえで検討しなければならないポイントはいくつかありますが、その中でも特に重視しなければならないのが生活動線です。この生活動線というのは、日々の暮らしにおいて居住者がどのように室内を移動するかを線状で表したもので、基本的にはその形状がシンプルであればあるほど暮らしやすい間取りであるとされています。いったん間取りのドラフトを作ったら、そこにイメージされる生活動線を書き加えてみて、もし複雑に入り組んだ形状になるようであれば、障害になる部分を少しずつ取り除いていくようにすると良いでしょう。

キッチン周りはコンパクトにしよう

暮らしやすい家にするための一つのポイントは、なるべく家事の負荷が軽くなるようにするということです。この点、家事の中でも負担が大きいのは毎日の炊事ですので、食事を作るのにあちこち歩きまわったりしなくて済むように、なるべくキッチン周りは実用性があるコンパクトな設計にしておくのがおすすめです。テレビ番組などで紹介されるような豪邸だと、キッチンだけで10畳近くあるようなところもありますが、普段使いを想定すると、そこまで広いキッチンはかえって使い勝手がよくありません。一家族だけで暮らすのであれば、せいぜい2畳から3畳程度の広さがあれば十分ですので、キッチンに必要以上の面積を割くことは避けた方がよいでしょう。

埼玉県は都心へのアクセスが便利であることから家を建てる若い世帯が増えています。埼玉の注文住宅は都内と比べ土地が安く、そのぶん自分たちの理想に基づいた設計や資材などに費用をかけることが出来ます。

Wednesday, 2024年10月16日
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